お肌の手入れ〜取り除くこと〜

寒くなり、乾燥や肌荒れが気になる季節になると、潤いを与えましょう。保湿成分や美容液を与えましょうなど、お肌に◯◯を与えましょうというフレーズをよく耳にするようになりますね。◯◯を与える。一見とても有効なお手入れ方法のようですが…何か忘れていませんか?

そう、与える前の「取り除く」お手入れです。
クレンジング剤でメイクをキチンと落とす。よく泡立てた洗顔料で丁寧に、自身を慈しみながらお顔を洗う。そして角層を整える。(余分な老化角質を取り除く)ここ(も)大事です!!
加齢やストレスなどでわたしたちの皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)はゆっくりになり、角質も厚くなりがちに。
お肌を紙に例えてみましょう。正常なターンオーバーサイクルのお肌がティッシュペーパーだとすると、老化角質が厚くなったお肌は段ボールというふうに想像してみて下さい。段ボールは折り目(シワ)が深く、目立ちますね。水などを垂らしてもなかなか染み込んで行きません。一方、ティッシュペーパーは柔らかく、多少折り曲げてもシワは浅く、目立ちません。そして、水などを垂らすとたちまち吸収して行きます。水を化粧水や美容液に置き換えてみると、角層の整ったお肌はそれだけ有効成分を取り込みやすいと言えるでしょう。
「取り除く」お手入れは、角質ケアにポイントを置いた洗顔料や化粧水等でホームケアもできますし、サロンではフルーツ酸などを用いた専用のアイテムで積極的、かつ優しく、より効果的にお肌にアプローチいたします。「取り除く」お手入れにつきましては、ホームケア、サロンケアともに、サロンにてご相談に乗っております。お気軽にお問合せ下さいませ。